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ミドリ溢れた20代の世界について

きっと驚く、貴方が想像している”ウクライナ”のイメージとそのギャップ

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今でもアジア人にとっては”ウクライナ”という国はどこそれレベルの国の一つですよね。

 聞いたことはあるけど実際どんな国か想像したこともないという人が多いと思いますし、マニアックなアフリカや中東の国みたいにウクライナの認知度がないことは確かだと思います。

僕もきっと大学でロシア語を専攻せず、ごく普通な大学生活を過ごしていればきっとウクライナ、スラブ諸国とは無縁な人生を送っていたと思います。

しかし縁あって大学ではロシア語を専攻し、そして1年間のウクライナでの留学を経験しました。

当時のウクライナは国内で深刻な紛争状態が絶え間なく続き、マレーシア機が墜落通貨は暴落、ウクライナに対するイメージは史上最強に最悪でした。

もちろんそんな国に長期留学をする学生なんて0に等しく、その時は周りからかなり変な目で見られていました。

正確な数字を言えば僕を含め3人の学生だけが首都のキエフで留学をしていました。

現地に住んでいる日本人は、日本語を教えている先生、いわゆる日本の大企業から駐在で来られている方、その家族の方々を含めるとけっこう多い気もしましたが、おそらく他のヨーロッパに比べても日本人自体が少ないことは明らかだと思います。

なので、現地の情報などをGoogleで検索してもなかなかいい記事がなく、旅行に行ってみたいけどよくわからないと思ってる人もいるかと思い、出来る限り留学時代の記憶を辿ってこのブログでも書いていきたいと思っています。

 

そこで今回は皆さんが想像している”ウクライナ”という国のイメージと現実のギャップについて書いていきたいと思います。

きっと皆さんが思っているよりも普通な国で、意外と平和ですので想像と現実とのギャップをお楽しみください。

 

 

治安が悪いということはない

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まずウクライナで住んでたということを人に話せば、120%聞き返されるのは「治安悪くない?」という質問です。

しかもそういう質問をするのは全員ウクライナに行ったことがない人たちばかりです。

そもそも「治安」という言葉自体が正直曖昧な表現ですよね。

スリや盗難が沢山起きれば治安が悪いのでしょうか?

だとしたら移民の方々が好き放題できるフランス、イタリアなどの治安は今最悪と言えます。

では暴動や殺人事件が多ければ治安が悪いのでしょうか?

だとしたら南米のベネゼエラやコロンビアは世界トップで殺人事件が起きている国なので治安が最悪と言えます。

 

ウクライナに関して言えば、まず観光客自体が少ないので皆さんが道を歩いていても周りからは観光客として見られないことがほとんどです。

基本的に町を歩くときは最低限自分のバックのチャックを閉め、メトロや人通りが多い歩行者天国に自分がいるときは身の回りのものを注意できればスリや盗難に会うことはほとんどありません。

突然襲われたり、銃で突きつけられることはないので安心して大丈夫です。

夜中に1人で歩いていても、周りに人がいれば問題はありませんが少しは注意して歩いたほうが良いときもあります。

またウクライナのタクシーはメーターが付いていないので、基本的にドライバーとの値段交渉になります。

ロシア語が話せない外国人であるということがドライバーにバレれば、普通の値段よりも高めに設定されてしまいます。

こういうところが後進国の象徴なので、他のヨーロッパと比べれば劣っている部分ですが、急成長中のタイなどでも未だにタクシーは値段交渉が観光客では普通なのでウクライナだからといって特別なことではありませんよね。

 

内戦が起きているのは首都キエフではない

忘れもしない2014年2月、首都のキエフで反政府デモの参加者と治安部隊との間で暴動が起き、町の中心にはバリケードが張られ、数日間戦争状態が続きました。

暴動に参加していた100人近くの人が犠牲になり、これは世界でもかなりのビックニュースとして取り上げられていましたよね。

さすがにその時期にキエフに行こうとするのは、きっと戦場カメラマンかNHKなどの放送局関係者ぐらいではないでしょうか(僕はそのときは観光で数日いましたがw)。

その後キエフでの紛争はすぐに終わり、続いてウクライナ東部のドネツクやルガンスク地域でロシア側と戦争状態になりました。

この時期は僕の留学時期とほぼ丸かぶりなので、かなりの確率で日本にいる知人から戦争大丈夫?と心配された記憶があります。

 

でも待ってください、その戦争が起きている地域の場所は首都キエフから800キロ近く離れています。

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800キロって大体東京から広島までの距離ですので、キエフに暮らしている人にとっては全く無縁なものでした。

なので、実際にこれからキエフに旅行する人もこの内戦に関しては全く心配する必要はありません。

 

想像していたよりも物価がかなり安い

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僕が留学をし始めた2014年の頃、ウクライナ通貨グリブナは約100₴=700~800円ぐらいだったので、まぁ普通に物価が安いと感じていましたが、2015年はグリブナが暴落。

2015年の新年あたりから100₴=500円ぐらいになり、貧乏学生だった自分も後半はやや豪遊気味で留学生活をすることができました(笑)

現在のレートでは100₴が500円以下になっているので、要するに皆さんがウクライナの町で見る値段は円に換算すると半額以下であるということです。

これはかなり衝撃的です。

オペラやバレーなどもロシアより格安で見ることができ、高級レストランでのフレンチやイタリアンなどもリーズナブルでいただくことができます。

元々物価の安い東ヨーロッパの国ですが、皆さんの想像しているよりも物価は安いです。

 

日本食が多くて、接客の質が基本的に良い 

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ロシアのモスクワやサンクトペテルブルクでは5年前ぐらいから日本食ブームが到来し、今は隣のウクライナやベラルーシでも空前の日本食ブームになってきています。

そのおかげでキエフでは”MURAKAMI”や"SUSHIYA"など日本食のレストランやカフェがいたるところにあります。

もちろん日本での日本食に比べれば100点中40点ぐらいですが、別にまずいと思ったことはないです。

なので、旅行中に日本食が恋しくなったら立ち寄ってみるとなかなか面白いかもしれません。

また、キエフのレストランやカフェでの接客の質はけっこう良いです。

定員さんもチップのために一生懸命接客をしてくれることが多いので、ロシア語がわからなくても理解しようとしてくれる方も多いです。

こういったところは他のヨーロッパよりもしっかりしてるんじゃないかと思います。

 

全員がめっちゃウォッカ飲むなんてありえない

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アルコール数40%のウォッカで有名なロシアですが、ウクライナでもウォッカは有名です。

ウクライナ人は10代前半から家で家族や友達とお酒を飲んだりする人が多く、全体的にお酒が強い国民であるのは間違いないでしょう。

ただ皆さんが思っているほどこっちの人は頻繁にお酒を飲むことはありません

親戚や友達の誕生日会、記念日、祝日以外でお酒を飲むのはどちらかというとイレギュラーなので、正直日本人の方が1年でお酒を飲む回数は多いと思います。

ましてやウォッカを飲む女性は最近では減ってきて、男性でもよっぽどのパーティーにならないと強いお酒を飲むことはありません。

年齢層40代ぐらいのオジさん方は水のようにウォッカを飲んでることもありますが、それなりの教養がある人や仕事についている人はそんな不健康なことはしていません。

 

冬でも寒さが気にならない

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ウクライナに関する質問ベスト3には必ず入ってくるこの「ウクライナって寒くない?」という質問。

もちろん答えは、YESです。

でも、意外と思っているほど寒さは気にならない方がほとんどです。

1月2月は氷点下が当たり前、アンラッキーな人はマイナス20度の極寒な世界を感じられますが、それは外での体感気温です。

ヨーロッパではセントラルヒーティングが備え付けられてる建物が一般的なので、24時間冬の時期でも部屋や建物の中は暖かいのです。

なので、レストランのなかでは半袖を着ている人もけっこう見かけますし、寝るときは僕も半袖で冬の時期は寝ていましたね。

それぐらい建物の中は暖かいので、外に出るときだけしっかりとダウンジャケットなどを着ていけばウクライナの冬も余裕です。 

 

 

ここまでウクライナに対してのイメージと現実とのギャップに関していくつか書いてみました。

ただもちろん皆さんのウクライナに対してのイメージ通りのものもいくつかあるので、こちらも合わせてシェアしたいと思います。

 

町がやっぱり暗い

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まぁヨーロッパ全域で冬は暗くなるのが早く、太陽をほとんど見ることがありません。

なのでウクライナも例外ではなく町自体が暗く、気分的にもブルーな状態が続くこともあります。

また建物も旧ソビエト感溢れるボロボロで汚いものが多く、インフラも壊滅的なので、さらに暗い印象があります。

こういったヨーロッパの古い建物が好きな人にとっては気になる部分ではないと思いますが、カリフォルニアのベニスビーチのようなリア充感溢れる場所が好きな人にとってはきっと地獄でしょう。

 

美人が多いのは事実

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そんなドラマ"Walking Dead"のような町が暗く、建物がボロボロ、壊滅的なインフラなんてどうでもよくなるほど町には美人が多いのは事実だと思います。

日本の番組でも何度か紹介されていると思いますが、ウクライナは世界でもトップレベルの美人大国です。

肥満な人は限りなく少なく、スタイルや容姿もパーフェクトな美人系が大半ですが、笑顔が可愛いチャーミングな人も多いので、けっこう日本人好みの可愛い系もいます。

なのでウクライナでは総合的に女性のレベルが高いので、容姿が少しでも劣る女性が逆に目立ってしまい、けっこうウクライナの女性社会では残酷な差別が見受けられます。

それぐらい平均して美人が多い国なので、これは皆さんのイメージ通りです。

 

総合的に色々なクオリティーは低い

最後にはなりますが、正直色んなクオリティーはやっぱり低いです。

国の経済は貧しく、インフラは整っていない状況であり、旧ソ連的な考えを引きずっている人もまだまだ多いので、ヨーロッパでは当たり前のことがまだ全然できていないのが現状です。

そういう部分が今後改善されれば、もっと観光客が増え、ウクライナ自体が変わっていくと思いますが、まだ時間はかかるかもしれませんね。

 

日本にいるとウクライナに関する情報は殆ど入ってこないのですが、この記事を読んで少しでもウクライナという国に興味を持っていただけたでしょうか。

皆さんが思っている以上に普通な国なので、是非ヨーロッパに来られる方はキエフに足を運んでみるといいかもしれません。

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